エンジンオイル交換への4つの疑問
クルマのエンジンオイルと言われてもはっきり言って良く分かりませんよね…
機械の中には油は使われているんだろうけど機械の事なんて分からないし、ましてやエンジンの事なんて分からないよ!
大丈夫です!
簡単に説明をさせていただきます!!
ここでは「揚げ物油」に例えてお話しさせて頂きます
1.エンジンオイルの役割は?
エンジンオイルには大きく5つの役割があります!
洗浄・潤滑・冷却・密封・防錆
この5つとなりますが…細かい事は整備士等にお任せすれば良いのです!
知っていて欲しいのはエンジンオイルはエンジンの汚れを落としているという事です!
エンジンの中では爆発が無数に起きていたり、金属が猛スピードで擦れあっていたりするのです
そのために汚れが沢山着くので、エンジンオイルで洗浄して常に綺麗に保っているのです!
という事は汚れたオイルは交換しなければいけませんね!
揚げ物油は汚れてきたら揚げ物が綺麗に揚がりませんよね?
そこで油を交換するのと同じと思って下さい!
2.どこでやってもらえるの?
オイル交換をされた事の無い方は一体どこでオイル交換をすれば良いかも分からないかと思います!
ディーラー、整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店等が主な場所になります
ディーラー
オイルのボトルキープ制度があったりするので、意外と安くオイル交換が出来ます!
しかし毎日混み合っていて、少々予約が取りづらいのがデメリットです
整備工場
良心的な価格で行なっているところが多いと思います!
しかし知人繋がりなどで知らないと入りづらい気も私はします
ガソリンスタンド
突然行っても交換可能な事が多く、利用しやすいです!
しかし少々割高な料金設定なのがデメリットでしょうか
カー用品店
オイルの選択肢が多く、目的に合ったオイルを選べます!
しかし土日は混み合っていて、数時間待ちという事もあります
オススメはディーラーです!
予約が取りづらいとは言え、予定の合う日に予約を入れて、20分程待つだけです
しかもディーラーの良いところは飲み物を出してくれるんですよね!
ゆっくりコーヒーでも飲んでるうちに作業が終わります!
違法改造車でも無い限り、気持ちよく対応してもらえるので是非オススメします!
揚げ物油はスーパーやドラッグストアなんかでも売ってるし、自宅でも揚げられるけれど、お店ならとってもラクなのににてますかね!
3.オイル交換の時期は?
前回の記事でも記載しましたが、オイル交換は5000キロ毎というのが一般的です!
そうとしか言えないのですが、実はクルマのエンジンルームには15000キロ毎と記載があるクルマもあります…
ここからは個人的な考え方になってしまうのですが、人によって乗り方もエンジンへの負担の掛かり方も違うので、そうなると5000キロ毎なら間違いないという事だと捉えています
どんな乗り方がエンジンに負担が大きく、どんな乗り方がエンジンに負担が小さいのか?
先ずストップ&ゴーが多い街乗りは、発進時に負担が大きいと言えそうです
またエンジンの小さい軽自動車やターボ車も負担が大きいと思います
反対に走行距離は多くても高速走行やハイブリッドカーは負担が小さく済むと思います
自己責任にはなりますが負担が小さいと判断出来て、点検時にオイル漏れ等の異常が見つかっていない場合には交換ペースを引き延ばしても良いと思います!
(実際私はオイル交換10000キロ毎、エレメント交換も20000キロ毎にしています!)
揚げ物を大量に揚げて毎回交換する方もいれば、ちょっとだけ揚げて次回に揚げ物油を取っておく人も中にはいるって事でしょうか!
4.どんなオイルが良いのか
一言にエンジンオイルと言っても種類があります
高性能なで高価なオイルから、性能はそこそこで値段が安いオイルもあります…
こちらも一概には言えませんが、車種やクルマの状態によって選ぶべきです!
一般的な乗用車で、普通走行しかしないという場合は安価なオイルで構わないでしょう
何故ならディーラーで扱われているオイルもこうしたオイルである場合が多いからです!
ハイブリッドカーには省燃費系のオイルを使用しましょう
省燃費系のオイルを使用する事でエンジンの抵抗を減らし、燃費に貢献をしているからです!
スポーツカーやスポーツ走行を良くする場所には当然ですが、高性能オイルを使用しましょう
高負荷で汚れがつきやすいのはもちろん、エンジンの性能を長く保つ為にもなるからです!
またエンジンオイルには「粘度」という、オイルの粘り気の違いがあります
「5w-20」というような形で表記されています。
前の w が付いた数字は、オイルが冷えた時のオイルの粘度を示し、後ろの数字は、オイルが熱い時のオイル粘度を示します
普通のコンパクトカーやハイブリッドカーは粘度の低い0w-20や5w-20にすると、抵抗も減り燃費に貢献出来るでしょう
反対にスポーツカーやスポーツ走行をするクルマやターボ車、大排気量車は反対に粘度を上げます
揚げ物油も厳密には料理によってサラダ油やごま油、ラードで揚げたりしますよね!
また揚げるものによって温度を変えたりしますよね!
しかし大概の場合は、整備士から車種に合ったオイルを提示してもらえます
一般的な走行をするのであれば、その中で安いオイルを選択しても構わないと思われます
いかがでしょうか?
纏めると…
・エンジンを保護する為に、オイル交換は必要
・コスパやサービスから、ディーラーのボトルキープがオススメ
・日常生活の乗り方であればオイルは〜10000キロ、エレメントは〜20000キロの交換でも構わない
・オイルの種類は整備士が選んでくれる
適正に、でもお得にクルマを整備して楽しいカーライフを過ごしましょう!