コーティングでの3つのポイント
クルマを買ったらもちろん綺麗に乗りたいと考えると思います。
その為に洗車をしますよね?
洗車は基本的に汚れを落とすものなので、人間で言えばお風呂に入る事ですね。
またワックスも何となく聞いたことはあると思います。
かつてお父さん達がクルマ磨きに使っていた物で、人間で言えば化粧やヘアワックスに近いと思います。
ではお題のコーティングは聞いたことあるでしょうか?
新車購入時などに「◯年間水洗いでOKです!」などと言われるものです。
…本当にそうなのでしょうか?
効果も含めて解説していきましょう!
1.コーティングはボディ保護になる
そもそもコーティングをする理由ですが、ピカピカにするだけでなくボディ保護の効果があります。
人間で言えば日焼け止めを塗って、日焼けを防止しする事に近いと思います。
クルマはぶつけなくても薄いキズが無数についていきます。(特に洗車や拭き上げによって)
特に色の濃いクルマは非常に目立ちます。
画像はスマホですが、実際にこの様になります。
なので特に綺麗なクルマ・綺麗に乗りたい・色が濃いクルマだ、等と言う方は是非コーティングをお勧めしたいです!
2.ノーメンテだと1年程しか保たない
新車時にディーラーでコーティングをしたと言う方は、「5年間水洗いでOKです!」と言われたのではないでしょうか?
しかし1年以上経つと、水弾きやツヤがかなり失われるのではないでしょうか?
これはコーティングの構造に関係するのですが、5年保つと言われるコーティングには水弾きとツヤ出しの層とガラスの層があります。
水弾き&ツヤ出し層
ガラスコーティング層
クルマのボディ
分かりづらいですが、こんな並び順です。
これが1年以上経つと雨水等の成分が固着したり、水弾き&ツヤ出し層が無くなってしまったりします。
固着した雨水成分
水弾き&ツヤ出し層
ガラスコーティング層
クルマのボディ
もしくは
ガラスコーティング層
クルマのボディ
こうなってしまうため、5年仕様の高いコーティングをしても、メンテナンスが必要なわけです。
そう考えると個人的にはディーラーのコーティングは割高だと感じます。
個人的なお勧めは
新車時等は1年毎に1年保つコーティングをする。
キズが目立つようになったりしたら、洗車時に自分で出来る簡易的なものにする。
これが一番コスパは良いのかなと思います。
3.コーティングには性質違いの種類がある
先程の解説でガラスコーティングや簡易コーティングと話しましたが、コーティングには種類があります。
・ガラスコーティング(1年〜5年保つ、1万円〜◯◯万円)
コーティングとしては最も高価なだけあり、ツヤも水弾きも効果期間も最高です。(ディーラーの5年保つ物は5万円以上しますし、メンテナンス費用が1年毎に掛かると思います。)
・ポリマーコーティング(数週間〜半年程、数千円〜1万円前後)
ガラスでなくポリマーでコーティングをするバージョンです。多少安価で十分なツヤと水弾きですが、少々効果期間が短いです。(キズが消えて見えるという効果も、持っていたりします。)
・スプレータイプの簡易コーティング(数週間〜1ヶ月、1回数百円)
洗車後の拭き上げついでにガラスコーティングや、ポリマーコーティングをスプレータイプで簡易的に行う物です。安価にツヤと水弾きが得られる事と、メンテナンスが簡単なのがメリットですね。しかしあくまで市販の商品で簡易的に行なっているだけなので、保護効果には疑問符がつきます。
いかがでしたか?
クルマのボディ保護の為に、コーティングはしておいた方がいいのは確かです。常にピカピカに見えますしね。
しかし高いコーティングはもちろん効果も高いですが、メンテナンス費用や手間が必要になります。
それならばもっと安いコーティングでも十分ですし、それすら不必要だと思えば簡易的なものでも十分だと私は思っています。
たった数万円でも、不必要ならば余分なお金は節約してクルマは綺麗に乗りましょう!